CALib2.0の新機能の一つに、ピースモジュールの条件展開文があります。これまでデータ結合条件でだけ設定していた機能が、ピースモジュールに実装されました。データ結合条件はこれまで通り使用可能です。ピースモジュールの条件展開文は以下の様な書式で記述します。
パスは、データを展開するパスを指定します。bgは、対象データを背景画像として展開する場合に指定します。展開データは、展開の対象となる対象データの参照文字列を指定します。各カテゴリ毎に階層下のキービジュアルを変更したい場合に以下のように設定します。以下はミップサイトの例です。
/service/*::[[imag:Service/サービス:100]]
/profile/*::[[imag:Profile/会社情報:101]]
/news/*::[[imag:News/ニュース:102]]
/recruit/*::[[imag:Recruit/採用情報:103]]
/question/*::[[imag:Question/お問合せ:104]]
またブロックの背景画像を指定したい場合、これまではテンプレートブロックに指定するか、フォントスタイルに指定するか、テーブル(表・行・セル)に指定する方法以外にありませんでしたが、ピースモジュールの条件展開文を利用する事で、すべての部品ブロックに任意の背景画像を指定する事ができるようになりました。しかも背景画像を指定しないフォントスタイルを一つだけ利用し使い回す事ができます。
ピースモジュールの条件展開文は、これ以外の隠された利用方法も幾つかあり、今後も拡張予定です。実験的な取り組みもありますので、徐々に利用方法を開示してまいります。