ウェブサイトの移設などで、大規模なサイトの場合、コンテンツ量や確認など事前確認作業が長期間に渡り行われます。当然こういう規模のサイトは社内PCのhostsファイルの書き換えはできませんし、DNSサーバで調整したり、社内プロキシサーバを調整は行えないので、準備中の新サイトを確認頂くにはそれなりの仕組みが必要となります。
そこで確認作業中にだけリバースプロキシ経由で確認して頂くといった方法を提供するケースがあります。この時にはバーチャルホストとかHTTPSとかにも対応する必要があります。
良くあるパターンとしては和英中全て別ドメインのサーバの一括リニューアルなどのケースでは、各々のサーバ間のリンク状況(行き来)も考慮する必要がありますので、注意が必要です。これらを考慮していないと、英文サイトへのリンクを辿ると現行サイトって事になります。
CALib 1.x の頃はリバースプロキシを準備し移行中の確認して頂いていましたが、CALib 2.x 以降は、IPアドレスでのアクセス設定を定義ファイルに記述すれば、エンジンがIPアドレスとホスト名の変換を行ってくれますので、わざわざリバースプロキシを準備する事なく事前確認を行って頂く事ができます。
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