2-2 刈刃及びチップソーの山林でも使用中のヘソ抜けの原因とその対策。

 ☆ここで金属疲労の説明をもう少し致しておきます。金属は繰返・繰り返し同じような折り曲げなど
  また折り曲げまでいかなくても例えば、刈刃、チップソーで立ち木を切る場合に、刈刃
  チップソーが立ち木に対して直角方向にスムーズに切断できる事はとても稀です。
  通常は少し刈刃、チップソーが傾いた状態で立ち木、雑木の断を行っています。
  この状態では刈刃、チップソー本体にタワミを与えている事になります。

 ☆これが繰り返し金属疲労の原因となります。その繰り返し応力が通常は刈刃、チップソーの
  取り付けフランジ部が支点となり発生致します。そこで取り付けフランジ部に繰り返し
  金属疲労の応力集中が起こり、ヘヤークラックが発生致します。

 ☆このヘヤークラックが成長し、目で確認できるヒビ割れになります。さらに実作業の場合は
  刈払機のギヤーヘッド内のギヤーの発熱により、伝導熱が取り付けフランジを介して本体に
  伝わり、フランジ周辺部が熱膨張を起こし、刈刃、チップソーがタワタワの状態になり
  前に説明した繰り返し金属疲労を助長するようになり、短時間でヘヤークラック発生の原因となります。

 ☆ヘヤークラックが成長し目で確認できるヒビ割れを見過ごすと、最後にはヘソ抜けと一般的に
  言われている状態となり、最悪の場合は刈払機から外れて飛んでいく現象となり
  非常に危険な状態となります。

 ☆この非常に危険なヘソ抜け防止策として、どのような状態で多く発生しているかをお知らせして
  そのような使用状態を避ける事によって、ほとんどのヘソ抜けは防止できると思います。


その1、 刈刃及びチップソーがすでに切れなくなって目立て直しをしなければならない状態に
     なっているにもかかわらずに、俗にブッタ切りといって、そのまま刈払機を大きく振り回して
     乱暴に取り扱っている作業者の刈刃及びチップソー

その2  使用中の刈払機でギヤーヘッド(ケース)の発熱が非常に高いがそのまま使用中の刈刃、チップソー。

その3、 刈払機の刈刃及びチップソーの取り付けフランジの径が小さい刈払機を使用中の刈刃及びチップソー。
                                         以上
  *それでもヘソ抜けの危険から身を守るためには過去に一度でもヘソ抜けの経験のある方は
   弊社でヘソ抜け防止フランジといって、刈り払機の刈刃及びチップソー取り付けフランジよりも
   一回り大きく簡単なフランジをご用意致しておりますので、ご利用下さい。

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