◎切断作業のポイント
いかにして 切削面を綺麗に しかも安全に低コストで ・・
ここが勝負!!
☆良い刃物? 悪い刃物??
※ スムーズに ストレス無く切れる刃物が良い刃物。
☆ここがプロの技の見せ所?
○ 切断時には無理に押し進めない 切れるがままに切りましょう。
また ゆっくり過ぎるのも寿命が低下につながります。
○ 左右に曲がる切断作業は刃物の寿命が短くなる
○ 切り終わるまで丸鋸をまっすぐに・・・・
○ 音と手元の感触を頼りに切れ味確認 切れなくなったら再研磨
○ 振動を感じたら 原因追求しましょう
○ 丸鋸刃の取り扱いは あくまで優しく・・・・
Q&A☆ 刃数はどうして色々あるのか?
☆ チップソーの刃数は、どの様にして決めるのか、
☆ 被切断物の形状・厚みにより決めている。本当か?
・本当はチップソーの回転数に基く周速度・切込みスピード(手で切っていくスピード)などを
基にチップソー1刃当たりの切断負荷により決めている。
(1回転当りの切断体積及び切断長さ等)・切断機の場合はそれらの要素を設定できるが手持ち工具の場合は身体に感じる感覚が大切。☆ 鋸を長持ちさせる為に切削・切断時の使用条件
鋸の振れ・振動を出来るだけ抑える。(手ブレ防止も非常に大事)
機械に鋸刃をセットする時に ゴミなどのかまし物が無いようにする
軸・フランジが摩耗によって痩せている場合、軸の中心をセンターとして回転しない。
鋸の回転が十分に回ってから切削・切断作業を行う。また鋸刃が被作材を抜けきるまで回転を落とさない。
スタート時の当て切りはチッピングの原因となります。
被削材(被切断物)の振動を抑える。被削材が動かないように固定すると振動を抑えられる。
振動によってチップの刃先がチッピングを起こし寿命が極端に短くなる。
切れるままに押し進めていく。 無理に強く押し進めない。
超硬チップは硬いものを使用していますので 欠けやすい性質があります。
切断物(被削物)に合ったチップソー(鋸刃)を使用する。
☆ 切丸 US型の特徴
US型 薄板板金用 超硬チップソー
刃数が多く軽快な切れ味を持続させます。
初期の切れ味よりも 安定した切れ味を持続させることを目的としている。
切巾を極力抑えました。
直進安定性に優れています
刃先の剛性強度アップ(低刃構造)により安定した切れ味が持続します
薄鉄板専用に新開発された特殊超硬チップの採用により刃欠けが少なく良好な切れ味が持続します
薄刃採用により切断バリの少ない安定した切れ味を維持します。
直進安定性に優れています
高性能チップ材質と基板に特殊合金工具鋼を使用し適切な熱処理、成形研削、腰入れ、歪取りを施し
た高性能な商品です。
薄鉄板専用刃型形状により切れ味の持続が可能です。0.8ミリ以下の鉄板に威力を発揮します。
ディスクサンダーでのご使用は大変危険です。 絶対に使用しないで下さい。
☆被切断物・道具が決まれば丸鋸刃が決定。
ここで チェック!!
1) 丸鋸刃の目的が被切断物に対応しているのか?
同じように見えても チップ材質が違う場合があります。
良く似ていても 切る物に合わせて丸鋸刃の形状を変えてあります。
厚みが薄い物を切る程、刃数の多いチップソーを使用します。
2) 回転数が目的に対して適正であるのか? 機械をチェック!
早すぎ・遅すぎは 刃物の寿命が極端に低下します。
1刃当たりの切断負荷に注意を。⇒切り込みスピードとの関係
3) 外径・穴径は機械・道具に適合していますか?
外径が違うと周速度が違ってきます。カバーに注意。
軸は痩せていませんか?ガタやフランジのゴミなどは特に注意。
US型の用途
角スパン・角波・角スパン・金属サイディングをターゲットとして開発
薄鉄板・金属サイディング・アルミサッシ等
鉄板厚み0.8ミリ以下に特に威力を発揮します